PPSMIの再導入なし:教育省

 ラドジ・ジディン教育相は16日、英語での理数教育(PPSMI)を再導入する予定はないと発表した。

 マハティール前政権から提案されていたPPSMIの再導入について、ウィリアム・レオン議員(人民正義党:PKR、セラヤン地区)からの議会質問に書面で答えたもの。教育省はこれまでの教育システムの弱点を改善する計画を立てているという。

2003年に当時首相だったマハティール氏によって導入されたPPSMIだが、2011年に廃止。第7代首相として再登板した際、PPSMI再導入のための閣議を設立したが、最終決定は当時の内閣の過半数の意見に基づいて下されるとしていた。

 また、教育省はジャウィ文字(アラビア文字を一部改変したマレー・ポリネシア語表記)教育導入に向け、調整をしているという。

 ただ現時点では、2019年8月14日時点の前政府の決定を継続し、初等教育の4年生向けにジャウイ文字のシラバスを6ページから3ページに減らす。前内閣では、PTAなど保護者と教師の会や保護者、生徒によって承認を得た教員に限り、任意で授業が行われると決定されていた。

 政府は2020年初めから、初等教育の4年生向けのマレー語(バハサ・マレーシア)教科書にジャウイ文字の書道授業向け6ページを導入する計画を立てていたが、華人教育団体ややタミル系教育団体から批判を受けた。(ニュー・ストレート・タイムズ/7月16日)

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