CMCOからRMCOへ移行 8月31日まで 

 ムヒディン首相は7日、特別テレビ演説で、現在施行している条件付き移動制限措置(CMCO)終了後の10日から、回復に向けた移動制限措置(RMCO)に移行すると発表した。


 同首相は、RMCOについて、3月18日と5月4日に導入された政府の移動制限措置の出口戦略と位置付け、「6月10日から8月31日の期間、現行の規制から大幅に緩和されたもの」と説明。新しいフェーズでは、規制措置が強化されている地域(EMCO)を除いて、州間移動が可能になるとし、「他の州に住む両親を訪ねることができるようになる」と述べた。


 そのうえで衛生面への配慮に言及。公共の場にいるときのマスクの着用、帰郷に関しては混雑した地域の訪問を避けるよう促した。


 一方、新段階へ移行したものの、国境は引き続き閉鎖されるため、海外旅行はまだ許可されず、政府は「国内観光を奨励する」としている。


 またRMCO導入期間は多くの規制が緩和されるものの、一般の人々は引き続き、政府が掲げる標準的な規則に則って日常生活を送ることになるとしている。一方、社会活動や宗教、ビジネス、教育に関しては、厳しい標準作業手順書をもとに段階的な運営再開が認められる。


 ビジネスの再開に関しては、ヘアサロンや“パサール・パギ(朝市)”や“パサール・マラム(夜市)”や“タム・マーケット(青空マーケット)”など一般の人々が自由に行き来できるオープン・マーケット(市場)が含まれる。フード・コートやホーカー・センターやフード・トラック、屋台に加え、コインランドリーも再開する。


 レジャー関連は、博物館や娯楽施設、芸術活動も緩和。室内でのバスキング(大道芸などのパフォーマンス)や撮影に加え、釣り堀も解禁となる。


 一方で、スポーツについては、依然、規制が厳しい。イベントの開催や接触型のスポーツ(スイミング、ラグビー、レスリング、ボクシング、サッカー、バスケットボール、ホッケー)は認められない一方で、ボーリングやバトミントン、アーチェリー、射撃、サイクリング、バイクのツーリングは認められる。


 アイディラダの祝賀行事やイスラム犠牲祭などの宗教の催しについては許可されるが、主催者によるSOPsへの遵守が求められる。一方で、宗教的な行列、祭り、オープンハウスなどは依然、禁止される。リフレクソロジーやナイトクラブ、テーマパーク、カラオケに加え、クンドゥリ(宗教儀礼)などの大規模な集まりも、引き続き禁止される。


 また同首相は、学校の再開について、教育省から間もなく発表があると言及。また、モスクやスラウでの会衆の祈りに、より多くの参拝者の参加が認められるようになるといい、この詳細についても後程発表される。


 このRMCO試行期間中に、新型コロナウィルスの拡大傾向が見られた場合、政府は直ちにその現場や地域などに対するウイルス拡大を阻止する強化措置を直ちに導入すると述べた。(ニュー・ストレート・タイムズ、ベルナマ/6月7日)

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