CMCO、10kmルール撤廃、車1台に4人までに緩和

 アズミン・アリ上級相は4日、新しい規制CMCOがMCOとどう異なるかを説明、禁止されている活動を行った場合だけが犯罪となると言及した。


 マレーシア政府は3日、官報で最新規制となる条件付き移動制限令(CMCO)を発表。移動制限令(MCO)が新たな局面を迎えたフェーズ5では、CMCOに基づき、規制が大幅に緩和されたことで、新規制が施行された地域では、新世界に足を踏み入れたような感覚がおこっているという。


 そもそも、政府が発表した3日付の官報、CMCOとはどんな規則なのだろうか。新規制CMCO(4~12日)と、フェーズ4まで施行されたMCO(4月29日~5月3日)の比較してみる(ペナンやサラワク、ケダ、ネグリ・センビラン、サバ、セランゴールなど一部の州を除く)。


新規制はいつから効力が発生する?


 5月4~12日まで。新規制、CMCOは、5月3日に官報で告示された。


10㎞の移動制限はなし


 マレーシア人は他州との往来を除いて、どの感染地域にも自由に行き来できることになるが、強化された移動制限令(EMCO)区域への立ち入りは引き続き禁止されている。医療従事者や当局からの許可を得た場合はその限りではない。


 MCOの第4フェーズ下では食料品の調達や、医療機関への受診、ヘルスケアサービス、生活必需品などをサービス業者から購入したりする際、自宅から10キロ圏内に限り、移動が許されていた。


 また、食品は、持ち帰り、配達、ドライブスルーのみの販売だったが、CMCO下では、このような規制がなくなった。5月4日以降、標準作業手順書(SOP)のガイドラインに沿って、レストランでの食事も認められるようになったが、一部の州はこれを受け入れないと表明している。


通勤、もしくは孤立している人々に限り、州間移動が可能


 州間移動については、出張が必要な人や、MCOの施行により足止めされていた帰宅希望者を対象にやや緩和された(予定通り5月7日~10日に、マレーシア人の州間移動を有効とする)。MCOの第4フェーズの規制に従い、特別な理由に限るもので、最寄りの警察署の責任者から、書面による許可証を得なくてはならない。


 日用品や医療機関への受診、必要不可欠な活動など、州間移動の条件がMCOのフェーズ4では定められていたが、CMCOではこれらに関する記載がない。


車1台につき、条件付きで4人まで


 新規制では、自家用車を運転する場合は、1台につき運転手と乗客3人で最大4人の乗車が許される。この4人については、同じ家にいるとだけ記載されてあり、家族とは明示されていない。


 MCOフェーズ4では、食品、医薬品、サプリメント、生活必需品などその他必要不可欠な商品を買いに行く際に、家族のうちの1人のみが可能だった。医療機関への受診などに必要な場合は、その限りではない。


タクシーや配達サービスの乗客上限は2人


 新規制では、レンタカー、タクシー、空港タクシー、リムジンタクシー、配車サービスの運転者は、1回の配車につき、2人以上の乗客は乗せられない。また、陸・海・空、その他の公共交通機関の利用が可能になったが、最大乗客数の半分のみでの運行となる。


葬儀参加には最大20人まで


  新規則でも、経済、宗教、教育、学習、スポーツ、娯楽、社会的活動、文化活動目的の集会や行列などが引き続き、禁じられているが、葬儀に関しては、最大20人まで参加できることになった。


 MCOフェーズ4では、葬儀に参加できる出席者の数は定められず、“最低限の人数で”のみ明記されていた。


継続されること


 マレーシア人、マレーシア人永住者、外国から帰国する外国人(駐在員など)に対し、マレーシアに到着後すぐに健康診断を受ける必要がある。その他の規制も維持される。

規制違反した場合は、最大で1000リンギの罰金、もしくは、最長6カ月の懲役、もしくはその両刑に科される。(マレー・メール/5月5日)

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