3つの運用モデル 学校再開に向け

 教育省は1日、国内全ての学校が7月15日から再開するために、3つの運営モデルを提案していると発表した。


 モハド・ラドジ・ジディン教育相は同日の記者会見で、シングル・セッション(1部制)、デュアル・セッション(3部制)、ローテーション・セッション(交替制)と3つの運営モデルについて説明した。


 1部制は十分に社会的距離を維持しつつ、全ての生徒を収容するのに十分な教室数、スペースを持つ学校のためのモデル。2部制は、既にこの運営システムを採用している学校、または全ての生徒を一度に収容できない一部制の学校に対するモデルである。一方で、交替制は、2部制を導入しても生徒全員を収容するスペースを持たない学校、特に人口密集地域にある学校を対象にしている。


 同相は保護者に対し、少なくとも学校が始まる1週間前には、児童が通う学校からどのモデルで授業が行われるのか知らせがあると言及。そのうえで「十分な教室数に加え、学生間の社会的距離を充分に確保できる学校は、一部制での運営となる」と説明した。


 また、交替制を採用する学校については、1~6年生までの全学年生徒がそれぞれの属す学年とクラスに基づいてローテーションで登校することになると説明。中等学校に関しては、5、6年生が毎日通学、1~4年生はクラスやオンラインなどの授業の流れに応じたローテーション制で登校することになる。また4年生の生徒に関しては、来年のマレーシア中等教育修了試験(Sijil Perlajaran Malaysia:SPM)に向け、登校を優先させるという。ローテーション制については「生徒は学校へ登校して学ぶ対面式学習と家で学ぶ学習法のハイブリッド授業と学習法が採用される」とした。


 記者団から教師のタスクと学校での在席の有無について問われると、同相は「2部制で教える必要のある教師に対して、柔軟性をもって対応する」と述べた。1部制から2部制の変更に際し、学校は生徒のみならず、教師の時間割調整も必要になるため、フレキシブルな勤務時間の設定などの対策が必要になることにも言及した。(ベルナマ/7月1日)

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