100人以上の巡礼者、空港で足止め

Updated: Mar 18, 2020

 サウジアラビア政府は26日、新型ウイルス拡大抑制策の一環として、外国人の入国停止を決定したことを発表した。そのため、クアラルンプール国際空港(KLIA)には約100人以上のマレーシア人とインドネシア人の巡礼者が足止めされることとなった。


 ケダ州からの巡礼者、モハド・ファジル・オスマンさん(49)は、スンガイ・ペタニとアロー・スターからの他の巡礼者39人とともに同空港へ27日の朝6時に到着。夕方4時40分のサウジ航空で出発する予定だったと話した。同行する妻のナルハリサ・ハルンさん(47)も初めてのウムラ(メッカ小巡礼)への参加予定だったが、サウジアラビアの知らせを聞いたのは朝9時。その時点では最終決定ではなかったため空港内で待機していたが、午後1時過ぎに飛行機が飛ばないと確認。一部チェックインを終えていた人もいたようだ。


 同氏は「空港まで来たバスが再び到着するのを夜中の1時まで待たなくてはならない」と語り、かなり失望している様子だったが、「これも運命。受け入れる」と語った。


 巡礼者、ロハニ・アブドル・ラーマンさん(57)も、新型ウィルスの完成拡大の早期終息を望む一人だ。「準備に6カ月かけたのに、11時間で旅行が中止されるとは思わなかった。悲しいけれど受け入れる」と語った。


 インドネシアからの巡礼者、ムハンマド・ジャミル・アルファさん(28)は、23人の巡礼者とともにインドネシア東部のマカッサル市から、午後3時にサウジ・アラビアへの乗り継ぎでKLIAへ到着。「昨夜9時のフライトの予定がキャンセルになった。今帰るか、再びサウジアラビアへ飛ぶかどうかの決定を待っている」という。


 サウジアラビアの外務省は26日、新型ウィルスルの発生拡大を抑制する措置として、ナバウィ・モスクへの巡礼者の訪問を一時的に停止することを発表。国営サウジ通信社(SPA)はサウジアラビア政府が、新型ウィルスの被害を受けている国々からの、観光ビザで旅行中の訪問者に対して入国を一時停止すると伝えた。

 

 マレーシア外務省も声明で、当局が発表した停止措置を受け、マレーシア人に対してサウジアラビアへの巡礼や旅行を延期するように勧告した。(ベルナマ/2月28日)

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