首相の座へ慰留した:アンワル氏

Updated: Mar 18, 2020

 人民正義党(PKR)党首のアンワル・イブラヒム氏は24日のマハティール氏との会談の席で、同氏に対して首相の座に引き続き留まるように強く求めたことを明らかにした。


 アンワル氏は国王と会談した後、現地のPKR党本部で記者団に対し、「マハティール自身から(マハティール氏の辞職の決断に関して)知らせを受けたが、公式発表前だった」と述べたうえで、「PKRとパカタン・ハラパンに代わって(辞職しないよう)慰留を強く求めた」と述べた。また、記者団からの国王との会談内容に関する質問に対し、「国益、平和、そして安定のための一般的な意見を交わした」と述べるにとどまった。


 今回のマハティール氏による電撃辞任は、11月に行われる予定のAPEC総会を主宰するまで首相の座に留まりたいという同氏の強い意志があっただけに、一同驚きを隠せなかった。


 事の始まりは、21日に行われたパカタン・ハラパンの総裁会議。約束されている禅譲時期に関する激しい議論が交わされたことに端を発したとみられるが、マハティール氏はその後の記者会見で、APEC総会後、実際の辞職のタイミングについては自身が決断することに述べていた。


 だが23日、対立する政党との連立政権が新たに樹立される可能性があるとの観測が駆け巡り、両党は混乱。


 アンワル氏は、「マハティール氏が(アンワル氏に対し)23日の会合には何も関与していないと繰り返した」と言う。同氏はまた、パカタン・ハラパンの政権交代について「国王によるマハティール氏との会談後に行われる」ことに言及した。

 

 アンワル氏は記者団の8人目の首相になるかという問いに対し、「We will see」と答えるにとどめた。(ベルナマ/2月24日)

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