警察犬初の“ジャサム・ディケナン”受賞

Updated: Mar 18

 警察のK9部隊に所属するジャーマン・シェパード犬、“ラオ・ウー”が11日、昨年11月に逃亡中の犯人を発見した手柄で、“ジャサム・ディケナン(目覚ましい活躍をたたえる勲章)”をパハン警察から授与された。


 クアンタンにあるバハン警察署で行われた臨時集会で、アブド・ジャリル・ハッサン所長の代理、副所長のモハズ・ユスリ・ハッサン・バスリ氏が、S.シャンガム軍曹にメダルを寄贈。同軍曹は誇らしげに、この4本足の犯罪捜査員の首へメダルをかけた。5歳6カ月になるラオー・ウーは、同軍曹の29年間のキャリアの中で4番目の警察犬。2015年に中国からやってきて以来、同軍曹のもとで苦楽を共にした。


 ラオ・ウーは、2011年11月14日の早朝、パハン州・ジェラントゥートのフェルダ・スンガイ・テカムにあるパーム油農園の4キロ奥先に逃走していた、自動車窃盗犯の容疑者を発見した。手掛かりは容疑者の血がついたTシャツ。同軍曹は「ラオ・ウーがぐいぐい先に進むので、途中2回も道の凹凸で転んだ」と当時を振り返る。


 容疑者が銃で撃たれた後に立ち寄ったとみられる家の家主によると、警察に助けを求めようとしたら、容疑者が逃亡したという。その数時間後、ラオ・ウーは襲撃部隊をプランテーションに導き、川の向こう岸を向いて吠え続けるので、部隊は容疑者が向こう岸にいるのを確信。川を渡りきった早朝6時に、容疑者のものと思われる血痕を発見した。その後のラオ・ウーの捜索で、民家の屋根裏で弱り切っていた容疑者を発見。警察は10時45分に容疑者を現行犯逮捕した。容疑者はラオ・ウーを解放しないよう懇願したという。


 その後の調べで容疑者は「友人が迎えに来るのを待つために何度か道路を行ったり来たりしたが、来なかったのでプランテーションまで戻ったが友人は現れなかった」と述べた。(ベルナマ、2月12日)

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