第3国からの外国人と外交官の出国を許可

 政府は21日、移動制限令期間中における、第3国国民の長期滞在パス保持者と各国の外交官との出国を許可することを発表した。


 内務大臣のハムザ・ザイヌディン氏は声明で、「3月31日までに(マレーシアへ)帰国しない長期滞在パスの保有者で、検査窓口で参考となる有力な証拠を保有する場合は、その例外を認める」と述べた。


 政府は現在、マレーシア人と永住権を持つ外国人に対し、特段の事情がない限り、この緊急措置期間中の出国を完全に禁じている。また一時就労パスや、雇用パス(駐在員パス)、学生パス、配偶者・子供パス(長期旅行パスの保有者)、MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)ビザを保有する外国人は、(マレーシアに)入国できない。


 それを踏まえたうえで同大臣は、「もしこの期間中に国外にいる外国人のマレーシア滞在用のビザの有効期限が失効した場合は、この緊急措置の終了後、3か月以内であればマレーシアへの入国が可能。ただ、再入国した日から30日以内にビザの更新手続きを行わなくてはならない」と説明した。


 一方で、マレーシア人の配偶者と子供たちを持つ配偶者ビザもしくは(夫もしくは妻の)長期滞在ビザ保有者は、14日間の自主検疫後、入国が認められるとしている。またマレーシアで働く各国の外交官に対しても、再入国を認められているが、入国後は自主隔離となる。また、その家族は配偶者・子供の滞在ビザを保有しての入国、同様に自主隔離を行わなくてはならない。


 重要な職務に従事する駐在員ビザの保有者は、マレーシア入国前に自主検疫を行い、マレーシアの入国管理局の事前承認を受ける必要がある。


 また、短期・長期滞在ビザを保有し、マレーシアに滞在中の外国人で、今期間中にビザが切れた場合は、更新を待たずして、出国を許可される。期限が切れたビザの更新については、移動制限令終了後、14日以内に更新手続きを行う必要がある。


 もし本国もしくは乗り継ぎ国への出国を希望するものの、当該国の許可がない、もしくは、飛行機が飛ばない場合は、本令期間終了後に、特別ビザの申請を行わなければならないとしている。


 また、マレーシア人と永住者は、マレーシアとブルネイ国境での乗り継ぎをする場合のみ、当局の規定に従い、出入国を認められる。また、生活必需品や市販品などを輸送する目的で重量車を運転する国民や永住者、もしくは外国人も出入りが認められるが、その都度、健康診断を受ける必要がある。現在、国内で出入国が許可されているのは、パダン・ベサール、ウッドランズ鉄道チェックポイント(WTCP)、ジョホール・バル・セントラル駅の3つの場所のみ。マレーシア市民と永住者の出入国が認められている。(ベルナマ/3月21日)

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