特定基準に基づき、23カ国からの入国禁止 

 イスマイル・サブリ・ヤーコブ上級相兼防衛相は10日に行われた記者会見で、23カ国に対するマレーシアへの入国禁止の決定は、欧州室病予防管理センターやオックスフォード大学が運営する「データで見る私たちの世界(Our World in Data;OWiD)」のデータを含むいくつかの要因に基づいて行われたとし、「これから冬を迎える国々の第3波が起こる可能性を考慮したもの」と述べた。

 同相はまた、今回の決定に対する海外諸国からの批判に対し、「根拠なしに決定したのではないかとの声もあったが、ウィルスが海外から流入するケースの増加を示す各国のデータ、例えば感染者数や過去14日間における人口百万人当たりの死亡率などのデータを参照にするなど、特定の基準を基に決定された」と説明。新型コロナウィルスの感染者数が15万人以上となった23カ国の国々に対し、一時的な入国禁止措置を下すことを決めたという。

 入国禁止対象国は下記の通り。

 アメリカ、ブラジル、インド、ロシア、ペルー、コロンビア、南アフリカ、メキシコ、スペイン、アルゼンチン、チリ、イラン、イギリス、バングラデシュ、サウジアラビア、パキスタン、フランス、トルコ、イタリア、ドイツ、イラク、フィリピン、そして、インドネシア。

 ただ、入国禁止対象国からの駐在員、および、専門家向けの訪問パス保有者でも、マレーシア入国管理局(JIM)からの承認とマレーシア投資開発庁(MIDA)からのサポートレターがあれば入国が可能となる。また、マレーシア市民の永住者および外国人の配偶者、また、学生パス保有者もJIMへ申請後、入国が可能。ただし、学生パスの新規申請は現在受け付けていない。

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