景気刺激策はマハティール氏が発表;リム氏

Updated: Mar 18

 リム・グアンエン元経済相は25日、記者団に対し、27日に発表される予定だった新型ウイルス流行の影響による国内経済への影響を緩和させるための景気刺激策を、リム氏から引き継いだマハティール暫定首相が後日発表する、と述べた。


 下院議員でもあり、民主行動党(DAP)の幹事長であるリム氏は、「23~24日に首相に提出する景気刺激策の最終決定を行っていたが、その当日にマハティール氏が辞任した」ことに触れたもの。

 

 マハティール氏はまだ暫定内閣を組織していない。


 リム氏は14日、景気刺激策は新たな予算でも2020年の予算案の一部でもないことに言及。その代わりに、「影響を受けるであろうセクターに対して、ウィルスが収束し経済全体が回復した後に恩恵を受けられるよう、支援する」と述べた。


 マレーシア中銀は12日、10年前の世界金融危機以来の最悪の経済成長率を示したと発表。2019年第4四半期のマレーシア経済は、2009年の第3四半期以来の低水準となる3.6%の成長率と、大きな打撃を受けた。同時に、2020年第1四半期の経済について、今回の新型ウィルスの大流行がさらに悪化しつつある状況下、経済をさらにひっ迫させるのではないかという先行き見通しへの警戒感が強まるとの見方から、慎重な見通しを示している。


 中銀総裁のハムシア・モハド・ユノス氏は、「今年第1四半期はウィルスの影響による一段の鈍化が予想される。この経済成長鈍化に備えるための十分な政策を準備している」と述べた。(ザ・スター/2月24日)

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