政党なき政府を作りたい:マハティール氏

Updated: Mar 18

 マハティール暫定首相は26日、国民に向けた特別番組で、政治と政党は別にすべきだとの自論を掲げ、どの政党にも偏らない政府を作りたいと述べた。


 同氏は生放送で、今、政治家や政党は国が直面している健康や経済問題を忘れ、政治ばかりに向いている、と同国の現状について触れ、また自身についても「今の私が何をしても多くの人に反対され拒絶される一方で、支持をしてくれる人もいる。皆に好かれようとは思っていない。ただ、この国にとって良いと思うことを実行するだけだ」と述べた。


 また連邦政府の運命を決める会議が開かれた23日、日曜日に起きた運命的な出来事により、首相兼政党総裁を辞任するに至った経緯を説明した。


 同氏が「結果的にPASとUMNOを支持することになる」ことにより、「(前回の選挙で)敗れた党が新たに政府を作ることになり、この新政府は最大政党としてUMNOに支配されることになる」事実にも触れ、「UMNOを離党して、他党へ加わるメンバーを受け入れる」としながらも、UMNOが新政府の最大政党となることは、私には受け入れがたいこと。だから辞職した」とこれまでの経緯を説明。


 またマハティール氏は、一部から主張されている「首相の座への留任はない」としたうえで、「自らの目標に対する力と地位が全て終わるわけではないと思ったので、辞職した。力と地位は、目的を達成する手段であると考えている。そしてその目的は、国家の利益のためにある」と述べた。


 さらに、「国も員に私の代わりになる人を決める機会を与えるために、辞任すると約束した。本当に私をサポートしてくれるというのなら、私は戻る。さもなければ、選ばれた人を受け入れる」と述べつつも、「リーダーシップを変える機会はある。両党の支持を得たからといえども、辞表を出す時期じゃなかった」と言及した。加えて、「わが党(PPBM)は、パカタン・ハラパン(PH)からの離脱を表明した。他の党員も離脱する。これによりPHは崩れるだろう」と述べた。


 そのうえで、マレーシア国民に、現在の政治状況が混乱し、国民の不安を招いていることを謝罪した。同氏は27日、全政府によって決定された景気刺激策を発表する予定。(ザ・サン・デイリー/2月26日)

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