店内飲食、全飲食店で18日から再開:ペナン

 チョー・コン・ヨーペナン州首相は15日、ペナン州の全飲食店における店内での飲食を18日から認めると発表した。


 同首相は、ソーシャルメディア上での定例会見で、13日に行われた同州の評議会会合において州内すべての飲食店における店内の飲食を許可する決定が下されたと述べた。そのうえで「当局は州評議会や保健当局とともに、店内での飲食を許可する第2フェーズに必要なガイドラインを発表する必要がある」と言及。これにより、同州における国家安全保障理事会(NSC)によって認める全セクターの運営が、条件付き移動制限令(CMCO)下で実施されることになった。また、15日からショッピングモールやホテル、ファーストフード店内での飲食が開始されたことについても、「すべての業態が、13日に発表された地方当局による標準作業手順書(SOP)へ遵守すること」とし、現時点でグリーン州であっても引き続きSOPへ順守するよう、ペナン州民に呼びかけた。


 また同首相は、4月20日に開催されたインターネット上での円卓会議で採用が決定された「PGケア」と呼ばれる同州における接触追跡アプリケーション(接触者を追跡する)登録システムを紹介。PGケアはマディソン・テクノロジー社と州政府との官民パートナーシップ・プロジェクトで、マキシス・ブロードバンド社のサポートにより実施される。このシステムへのアクセスは、www.pgcare.my、もしくは、www.penanglawancovid19.comから可能で、あらゆるビジネス領域における顧客の情報登録をSOPの代わりに利用できるというもの。必要な操作は、顧客によるQRコードのスキャン、その後各自の情報を入力して、チェックインするという3つのシンプルなステップのみ。


 同首相は、「実際に、このシステムによって時間を節約できるだけでなく、人と人との接触を避け、個人情報も安全に保管されることになる。だが現在これらの情報は誤用されている」と言及、そのうえで、「PGケアは各自の名前と連絡先番号のみを記録するもの」と説明した。加えて、「この個人情報は州政府によってのみアクセスすることができ、各事業所やその他の人々がアクセスすることはできない」と強調。このシステムで収集されたデータは、コンタクト(接触)を追跡する目的で保健省から要請があった場合のみ、アクセスが可能になる。また、データが保存されるのは30日間のみで、それ以降は自動的に消去される仕組みだ。


 同首相は、「PGケアという名前が示すように、自分だけではなく、私たちが愛する人たちやコミュニティをケアするために(このシステムに)ログオン(署名して入る)する」と述べ、すべての事業所が責任をもってこのシステムを利用するよう呼び掛けた。


 また、ペナン州は、パハンとマラッカとともに、CMCOへコンプライアンスが98%達したことにも言及。すべてのペナンジティーズ(ペナン州民)によるCMCOへの遵守に対しての感謝を表しつつ、引き続きSOPに従って行動していくよう望んでいると述べた。(マレー・メール/5月15日)

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