宿泊大幅減が観光業界を打撃:ペナン

Updated: Mar 18

 新型ウイルスの収束する気配がなく、ペナンの観光業界は大損失に直面しつつある。


 マレーシア・ホテル協会(MAH)のペナン支部のチェアマン、クー・ブー・リム氏は声明で、「休暇計画を取りやめる人が急増している」とし、正確な数字をとるのは難しいとしながらも、協会会員ホテルの協力による集計の結果、同州における予約のキャンセルだけで400~500万リンギの減収となる見込みになる、と述べた。


 1月26日に中国が市民の移動を禁止して以来、2月9日までで95,972件の宿泊キャンセル、総額4,000万リンギにものぼる記録的な損失となる見込みで、同省は、「会員ホテルのキャンセル状況を追跡しているが、その数は日に日に増加している」としている。


 MAHのカマルディン・バハリン社長は声明で、「今月末までの宿泊予約のキャンセルは、中国からの観光客が大半を占めるが、地元を含め、香港、シンガポール、台湾、ベトナム、韓国からも相次いだ」と述べた。


 同協会は10日、財務省と観光・芸術・文化省と3時間にわたる会談で、経済刺激からキャッシュ・フロー支援、ホテルや観光産業への支援策についての提案をし、協議した。同協会のチーフ・エクゼクティブ・オフィサーのヤップ・リン・セン氏は、「関係省庁が特に業界ステークホルダーのキャッシュ・フローの緩和に関する提案を受け入れることに期待する」と述べた。


 また、大臣らが観光事業主による寄付金納付の一時的な停止や、2020年に国内を旅行する地元民への個人税の軽減を検討する意向を表明したことを受け、ヤップ氏は「国際観光客誘致のインセンティブとしての観光税の引き下げや、これまでのネガティブインパクトに対抗するために、Visit Malaysia 2020イニシエイティブの一環として、ホテルサービス税の一時的免除など、財務省による見直しを期待する、と述べた。(ザ・スター、2月14日)

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