国民優先でワクチン接種も 外国人への無料実施、5月以降に開始


 マレーシア政府は、2月11日、マレーシアに在住する外国人にも新型コロナウイルスのワクチンを無料で摂取する方針を発表した。


 政府はワクチン接種を任意と位置づけたうえで、同国の新型コロナウイルス・ワクチンプログラム(NIP)のもと、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)発行のカード保持者を含む、全てのマレーシア居住者に無償で提供するという方針を発表。その理由についてカイリー・ジャマルディン科学技術イノベーション大臣は、「マレーシアのコミュニティを形成する仲間であり、同国の経済を支えている。集団免疫の達成、人道的見地からも当然の対応」と言明した。また自身のツイッター上では、在留許可証などを保持しない在住者にもワクチン接種の道を検討中としている。


 同国へは21日、米製薬大手ファイザーと独バイオ製薬のビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの第1陣が到着。合計312,390回投与分に相当するとされ、国内16ヵ所で厳重に保管、24日までには各接種会場へ搬送される予定だ。これに基づき、パンデミックの最前線で任務にあたる医療従事者、高齢者およびハイリスク群、18歳以上の一般対象者の順に3段階で接種を実施していく。


 同国最初のワクチン接種者は、ムヒディン首相ならびにノア・ヒシャム保健局長となる予定。在マレーシア邦人を含む外国人居住者は第3フェーズの接種対象者に含まれ、接種の開始時期は5月以降になる見込み。


 また、同ワクチンの第2陣は26日、27日には中国シノバック製ワクチンの到着が予定されている。


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