中等学校5・6年生の学生に限り、学校再開 24日から 

 モハマド・ラトジ・モハマド・ジディン教育相は10日、6月24日から、全国統一試験などを控える中等学校の5、6年生に限定して再開すると発表した。


 対象となるのは、Sijil Pelajaran Malaysia(SPM)やSijil Tinggi Persekolahan Malaysia(STPM)、Sijil Vokasional Malaysia(SVM)、Sijil Tinggi Agama Malaysia (STAM)などの全国統一試験やこれに同等する国際的な統一試験などの試験を受ける学生。12校の公立学校と8校の私立学校の協力を経て5月に実施された学校再開が可能かどうかの予備調査を経て、国家安全保障会議(NSC)と保健省の助言を基に授業が再開されることとなった。


 再開に際して同相は「健康な生徒のみ登校を許される」と述べ、学生に対しても学校が定めるガイドラインへの徹底的な遵守を求めている。また上記の試験を受けられない学生への対応は、詳細が決まり次第、発表される。


 この発表に先立って教育省は4日、国内の全教育機関に対し、再開に向けた準備を始めるための一連の指針を公表。学校再開に向け、保護者の不安が高まっていることに対し、「子供の安全について懸念している保護者も多いと思うが、心配しないでほしい。学校のスタッフや生徒らの協力で、子供たちが安全な環境で学べると確信している」と述べた。


 その一方で保護者に対しては「健康な学生だけを学校に送ってほしい」と訴え、「もし何らかの症状が現れた場合は、無理して学校に来させず、すぐに病院に連れて行ってほしい」と述べた。


 また同相は、教育機関に対し、施設に入る前に全ての訪問者への検温の実施、また混雑を避けるために、登校時間をずらすなどの調整を行うよう促している。また1クラスの最大生徒数は20人までとし、各座席の間隔も1メートルの距離を保つよう指示した。ホールなどの広い空間の場合は例外となる。


 また、飲食物は事前に袋詰めされ、リセス(休み時間)時には周囲が混雑しないよう、担当者による指導の下、時間をずらすなどの調整を行う。また、飲食に関しては教室でのみ。


 対面式のスポーツや共同作業を伴うカリキュラムなど屋外で行う授業は当面禁止、学校集会なども同様の対応となる。


 同相は、学校日程の変更について「現在検討中で、決定次第、発表される」と述べた。また学校に対し、学生が頻繁に触れる場所の消毒や衛生管理の徹底を求め、また、同省指針への遵守を確認するために、省庁関係者が抜き打ちで学校へ訪問する可能性にも触れた。同省が示すガイドラインについては、保健省の助言に基づき、適否に応じて随時強化していくこという。(ザ・サン・デイリー/6月10日)

© スダマカンマレーシア情報. For Your Media, Corp. All rights reserved.