不要不急の外出やめて:ムヒディン首相

 ムヒディン首相は18日夜のテレビ演説で「どうか家にいて、あなたと家族を守ってください」と、国民に不要不急の外出を控えるよう訴えた。


 同首相は、移動制限措置が発令されてから2日目を迎えた18日夜、多くの人々がこの自宅待機措置を無視して公共の場に出かけた現状を憂い、「すべての国民に対して不要不急の外出を禁止している。(ウィルスに)さらされている混雑した電車やバス、飲食店、そして、子供たちは学校に行かない。こうした措置はすべて新型ウィルスの感染拡大を最小限に抑えるためである」と強調。すべての国民に対して「どうか2週間だけ、今いる場所で、静かに待機してほしい」と嘆願した。


 同首相また、「新型ウィルスは人が移動し続けることによって広がる。人から人への接触感染により拡大している」事実を国民に再認識するよう呼びかけ、「国民が一丸となってこの移動制限措置に取り組み、ウイルス感染の連鎖を断ち切れば、最終的には新型ウィルス感染者数を減少できる」と激励した。


 今回の移動制限措置を2週間としたことについては「ウィルスの潜伏期間が14日とされているため」と説明し、「政府はこの期間の後、症状をある人々を特定、治療のために隔離し、最終的にマレーシアが新型ウィルスから解放されることを望んでいる」と述べた。


 ただ、もしこの期間内に成功することができなければ、「さらなる延長もやむを得ない」と移動制限期間の長期化も示唆。生活必需品を買いに行く必要のある人々に対しても、人との接触を避け、良い衛生状態を保つよう勧めている。


 その上で、「首相として、この危機に対処する大きな責任がある。だが私一人の力では無理だ。あなた方すべての助けが必要だ。この危機を一緒に乗り越えてほしい」と国民へ呼びかけた。


 18日、新たに117人の陽性患者を確認、同国内の感染者数は計790人となった。そのうち2人が17日に死亡している。(ザ・サン・デイリー/3月18日)

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