リンギ下落 中国、対米関税の引き下げで

Updated: Mar 18

 マレーシアリンギは、米ドルに対して安く寄り付いた。中国が750億米ドル相当の米国製品の関税引き下げを実施するとの報道を受け、米ドルが上昇したことによるものだ。


 リンギは朝9時の時点で、先週末の終値付近、対米ドル4.12台で取引された。新型ウィルスの流行に端を発した中国経済の先行き低迷による、マレーシアの輸出への影響に反応した形だ。


 アクシコープの首席市場ストラテジストのスティーブン・イネス氏は、「中国が対米貿易協定(FTA)の第一弾で米国製品1,717品目に対する関税引き下げを14日の現地時間午後13時1分から実施するという報道の見出しを受け、アジア通貨の大半が下落した」と述べた。


 同氏は「地元のトレーダーらは、マレーシアの中央銀行(バンク・ネガラ:BNM)による新たな利下げの可能性について、リスク許容度を調整している」ことにも言及。中銀は先月、同国の景気拡大を確保するための予防的措置として、政策金利の年率をこれまでの3%から2.75%に引き下げている。


 加えて、「週末にかけては、もう少し弱い展開となるだろう。短期的には痛みを伴うが、長期的には利益になり得るので、4.15リンギでホールドしたい」と述べた。リンギは、他の主要通貨に対して総じて軟調となっている。(ザ・スター、2月7日)

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