リンギ、対ドルで4.23に下落

 マレーシアリンギは10日朝、対ドル相場で軟調。朝9時の段階で、前日の終値4.21~4.23リンギ台で推移している。新型コロナウィルスへの懸念が根強いことに加え、世界的な石油価格の急落が背景だ。


 アクシコープのチーフ・マーケット・ストラテジストのスティーブン・イネス氏は、6日の石油輸出機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国との減産交渉が決裂したことを受け、原油価格の下落に端を発した金融市場の急落が響いていると述べた。


 また、「原油市場は(サウジによる)全面的な石油価格戦争のもとで価格決定される過程にあり、新型ウィルスの世界的な感染拡大による需要ショックも背景に、生産国が市場シェアを拡大に取り組むことを期待している」ことにも言及。実際に、国際的な指標となる北海ブレンドの原油価格は、前回値から5.7%高の1バレル当たり36.32米ドルとなった。


 マレーシアリンギは、他の主要通貨に対し、まちまちで推移。対ポンドは5.53台から5.52台へ下落、対円では4.10台から4.09台まで下落した。対シンガポールドルに対しては、3.04台から3.06台に下落、対ユーロでは4.79台から4.82台へと急落した。(ベルナマ/3月9日)

© スダマカンマレーシア情報. For Your Media, Corp. All rights reserved.