ムヒディン・ヤシン氏、第8代マレーシア首相就任

Updated: Mar 18

 約1週間に及んだ政治的混乱後の3月1日10時半。クアラルンプールの王宮で開かれた宣誓式において、マレーシアの第16代アブドゥラ・スルタン・アフマド・シャー国王は、ムディディン・ヤシン氏(73)をマレーシアの第8代首相として任命した。


 24日のマハティール氏の電撃辞任後、国の政治安定を図るため、国王は次期首相を選出するために222議員、また、政治指導者らと面談を開始。その結果、ムヒディン氏を「下院議員の信任の過半数を得ている可能性が高い人物」とし、憲法第40条の規定に基づいて同氏を第8代首相に指名した。


 ムヒディン氏は、南部のジョホール出身。マハティール政権で内相を務めるなど、40年に渡る豊富な経験を持つ政治家。副首相を務めたナジブ政権では、政府系ファンド「1MDB」の汚職疑惑をめぐり、当時のナジブ首相を批判し、更迭された過去がある。


 これまでムヒディン氏は、24日にマハティール氏が首相を辞任後、同氏への支持を表明。だが29日夕方、自身が所属するPPBMの多くの議員や、国民戦線(バリサン・ナショナル)や全マレーシア・イスラム党(PAS)、さらにサラワク政党連合(GPS)からも支持を受けていることが判明、自ら首相を目指す動きとなった。新連立政権は、ペリカタン・ナショナル(Perikatan Nasional)と呼ばれ、PPBM,UMNO,PASの議員で構成される見通し。

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