マレーシア中銀、再び利下げ 政策金利2.5%で約10年ぶりの低水準に

Updated: Mar 18

 マレーシア中央銀行(BNM)は3日の金融政策委員会で、政策金利を年率2.75%から25ベーシスポイント引き下げ、2.5%とすると発表した。これにより政策金利は2010年5月以来の低水準となった。


 今回の決定は1月に続いての連続利下げで、新型コロナウィルスの感染拡大が同国経済に及ぼす影響を緩和することが狙い。同中銀は、第1四半期のマレーシア経済成長率が新型ウィルス拡大の影響を受ける見通しとし、特に同国の観光業や製造業への影響が著しいと予想している。そのうえで「2020年の景気刺激策は、経済活動を支援するもの」とし、今回の連続利下げが「物価安定の下で、経済成長の見通しが改善するために、より緩和的な金融環境を提供する目的」であることを示した。


 また、下半期には国内成長が徐々に改善していくと予想しているものの、新型ウィルスの今後の成り行き、また影響が長期化するのではないかとの懸念や商品関連セクターが引き続き軟調であることから、今後の経済成長に対する下振れリスクについても言及。同中銀は「引き続き、国内経済成長とインフレ見通しをめぐるリスクのバランスを見極め、注視してしく」とした。(ザ・サン・デイリー/3月3日)

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