マレーシアリンギ、一段安

Updated: Mar 18

 3日のマレーシアリンギは、対ドル相場で下落。他のアジア通貨の下落に追随する形となった。ディーラーによると、新型コロナウイルス拡大に端を発した懸念で休場が続いていた中国市場が3日に再開。中国人民元はドルに対して大幅に下落、リスク選好を回避する動きが強まり、1%の下落幅となった。


 バンク・イスラムのチーフエコノミスト、モハド・アフザニザム・アブドゥル・ラシッド氏は、米ドルは比較的堅調な経済データに支えられてしっかりとした動きだが、コロナウィルスの流行が拡大傾向にあるため、リスクオフのムードの地合いが続くとしたうえで、「マレーシアリンギは対米ドルで4.1192リンギの上値抵抗線あたりで推移する」と述べた。


 1週間以上の休場を経て再開した中国市場の指標は急落。「中国の中央銀行による買い戻し条件に基づく金利引き下げや、総額1.2兆元を金融市場に投入して流動性を確保するという積極的な措置も、市場の緊張を和らげることはできなかった」とも言及しつつも、「中銀の取った措置は、マーケットからの信頼を高める意味でも正しい方向への一歩だった」と評価した。マレーシアリンギは、他の主要通貨に対しても軟調に推移した。(ベルナマ、2月3日)

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