ペナン湾開発、埋め立てしない

Updated: Mar 18

 ペナン州首相のチョウ・コン・ヨー氏は5日、ペナン湾開発計画において、埋め立てを行わない、と述べた。


 同氏は同計画を「島とその埠頭地域の刷新」と位置づけ、「本土と島を結ぶ海域の開発ではなく、海岸地域の開発」と正した。また、ペナン湾では埋め立てを行わず、島の南部については大規模な埋め立て計画とは一線を画す。改めて「ペナン湾に関しては(埋め立ては)ない」と強調した。


 同氏は1日、アラブ首長国連邦のアブダビで開催される第10回世界都市フォーラム(EUF)で、同州政府のペナン湾開発について公表すると発表。ペナン島とバタワースの湾岸地域の相乗効果を見出したいとし、「ペナン島側は文化を中心に、また、本土側は革新的なハブとなる計画を立てている。我々を支援してくれる人々への良い投資機会となるよう期待している」と述べた。


 また州政府がWUFに先立ってペナン湾開発に関する考えを国民と共有するか、との記者団の質問に対し「コンセプトに限って」と回答、「本開発に向けたアイデアを広く募る」と述べた。


 460億リンギを投入するペナン交通マスタープラン(PTMP)の計画には、島と本土(セベラン・プライ)を結ぶ海底トンネルや高速道路、また軽便鉄道、モノレールなどの建設が盛り込まれている。


 同州は、3つの人工島からなる大規模な島南部埋め立て計画(PSR)にも着手する予定で、環境省から72の条件を満たした環境影響評価の承認を得た。これに基づき州政府はペナン国際空港の南、1800ヘクタールを埋めたてる。だがこのプロジェクトには、社会や環境への悪影響に対する懸念から、環境に関する非政府組織や業業コミュニティーなど様々な方面から反対の声が上がっている。(ニュー・ストレート・タイムズ、2月6日)



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