ネット通信量急増でインターネット速度低下:MCMC

 マレーシアの通信マルチメディア委員会(Malaysian Communications and Multimedia Commission: MCMC)は9日、全国の固定および携帯ブロードバンドサービスのインターネット通信量が23.5%急増し、国内におけるインターネットの通信速度が低下していると発表した。


 MCMCによると、インターネットを介したビデオ会議や学習、また、ショッピングなどによるインターネットの使用が増加していることにより、帯域幅の需要が急増しているという。


 英調査会社のオープンシグナル社のレポートによると、マレーシアにおける4Gのダウンロード速度は、2月上旬の平均13.4Mbpsから、3月23日から29日は平均8.8Mbpsに低下した。


MCMCは声明で、「移動制限令が施行された第1週目の全国のインターネット通信料は、多くの人々が自宅で過ごすこととなったことにより23.5%増加、第2週目にはさらに8.6%した」と述べ、「データ消費量の増加により、通信が混雑する輻輳(ふくそう)が発生して、速度が低下している可能性がある。ユーザー体験への影響、特に高解像度(HD)のストリーミングサービスなど帯域幅を大量に消費するコンテンツを利用する際、そのロード時間により時間がかかっていることが観察された」と説明した。


 また、「同規制施行期間中、必要不可欠なサービスの継続的な提供を保証するため、通信とインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)は、帯域幅容量を追加する作業を現在、“24時間対応”で行っている」ことを強調、また、「電気・通信業界は、先ほど政府が発表したインフラ構築、および、ネットワークのアップグレードに約4億リンギを追加投資し、本規制期間中のネットワークのパフォーマンス向上に取り組んでいる」とつけ加えた。


 また、「サービス・プロバイダーと連携して、ネットワークのパフォーマンスを監視するとともに、サービス・プロバイダーが現場で直面しているあらゆる課題に対応するため、追加でインフラを導入していく」と述べた。(ザ・サン・デイリー/4月9日)

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