デング熱患者急増 警戒レベル

 保健省のノル・ヒシャム・アブドラ保険局長は16日、マレーシアにおけるデング熱患者が増加傾向にあり、週平均で8%増加していると発表した。


 保健省によると1月1日から6月13日までのデング熱による死者は88人、15日時点における同国内のデング熱患者は5万988件に上った。このうち、セランゴール州における患者数は2万8,741人と最も多く、続いてクアラルンプール(5,083)、ジョホール(4,680)、サバ(2,454)、ペラ(1,899)となっている。


 この増加傾向について同局長は、「憂慮すべき事態」とし、「新型コロナウィルスのパンデミックに対し全力で戦っている状況においても、デング熱の問題を無視してはならない」と述べた。


 「ネッタイシマカを壊滅させる10分」をテーマにしたアセアン・第10回デング・デーだった15日。人々や地域社会がデング熱予防のため、周辺地域における蚊が繁殖・生息しやすい場所を排除するために清掃などをより一層行うよう促すのを目的にこの日が設けられた。


 同局長は、「蚊の繁殖地を壊滅させるのに、周囲の環境を清掃するのに必要な時間は約10分。愛する人たちや自分を守るため、現況下では、少なくとも各自が1メートルの社会的距離の維持、マスク着用、定期的に石鹸で手を洗うなどの新しい生活スタイルを実践しつつ、行うことができる」と述べた。(ニュー・ストレート・タイムズ/6月16日)

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