イタリア、日本、イランの一部地域からの入国一時停止

 マレーシア政府は5日、同国に到着する14日前に、イタリア、日本、イランの一部地域を訪れた全ての渡航者に対する一時的な入国制限措置を発表した。


 保健省のノル・ヒシャム・アブドラ保険局長は記者会見で「この一時的な措置はイタリアのロンバルディア、ベネト、エミリアロマーニャの3州と、北海道、イランのテヘラン、コム、ギランの3州に適用される」と述べた。首相官邸(ペルダナ・プトラ)で行われたモハマド・ズキ・アリ内閣官房長官が議長を務める新型コロナウィルス疾患クラスター作業委員会で決定した。政府が先に決定した韓国や中国の複数の地域からの訪問客の一時的な入国制限は継続中だ。


 今回の規制はマレーシア人、永住者、ソーシャルパス保有者、学生パス保有者を除くすべての訪問客に適用される。そのうえで同局長は記者団に対し「これらの都市や地域に住むマレーシア人は新型ウィルスの感染拡大状況を考慮し、各自で感染予防策を講じて健康管理を行うこと、また地方当局の指示に従うこと。そして、海外在住のマレーシア国民は最寄りの大使館へ在留届を提出すること」と述べた。加えて、新型ウィルスの陽性患者が出たオフィスや組織を閉鎖する必要はなく、パニックを起こさないための消毒や掃除を引き続き行っていくよう求めた。


 また同氏は「保健省に感染者と密接な接触があったとみなされた人々は、正確な情報を確保するために、医療関係者に対して冷静さを保ちつつ、検査に協力する必要がある」と説明。同時に「公衆が懸念するような情報を、一切流出させないようにする」とし、ソーシャルメディア上で広まっている新型ウィルスに関するフェイクニュースを、マレーシア通信・マルチメディア委員会に報告した。(ベルナマ/3月5日)

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