さらなる人工降雨処理が必要:ペナン

 ペナン水道供給公社(PBAPP)は22日、最近の雨続きの天候による洪水が発生し影響を受けている地域もあるが、肝心なダム地域への降雨を促すための人工降雨処理を再度行う必要性があると発表した。


 同公社のジャセニ・マイディンサCEOは声明で、ケダからペナンにおいて4月25日から5月21日の間に行われた人工降雨処理は総じて成功し、一部ダムの水位が上昇したことに言及。だが、エア・イタムのダムの有効貯水容量は11.6%まで増加したものの、テルク・バハン・ダムは1.0%の増加にとどまったことから、「同州へ水を十分に供給するためには、さらなる対策を講じることが必要」とし、6月に再度人工降雨処理を行うと述べた。


 最大有効貯水容量が21億6000万リットルのエア・イタムダムに対し、その8.4倍となる182.4億リットルの容量を誇るテルク・バハン・ダムの貯水量を増やすには、より多くの雨量が必要だ。そのうえで同CEOは、6月、同州の集水地域上空で雨量を最大限に引き上げるための絶好の機会があることを期待しているという。


 予報では雨や雷雨が続き、雨雲の発生も予想されているが、雨量に関しては予測できない。同CEOは「好条件下で雨量を最大化し、テルク・バハン・ダムとエア・イタムダムの貯水量を増やすためにも、人工降雨処理を実施することが賢明だ」とし、同州とPBAPPは2021年初めから始まる乾季にも備えていかなければならないと述べた。(ベルナマ/5月22日)

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